地球に接近中の「ルーリン彗星」を、2月26日夜、おおさき星の会の佐々木一男さんと大崎生涯学習センターが観測に成功しました。
佐々木一男さんは、古川金五輪の自宅観測所で400ミリ望遠レンズにデジタルカメラを取り付けルーリン彗星を撮影しました。しし座のρ(ロー)星(3,8等)のそばで、明るく輝く彗星の頭部とそこから長くたなびく尾が見事に捉えられています。
尾の長さは、およそ2度角(月のみかけの直径の約4倍)に及びます。
また、大崎生涯学習センター屋上天文台の30センチ反射望遠鏡でも、天体専用デジタルカメラで、彗星の中心部のクローズアップ撮影に成功しました。
恒星状に輝く「核」とよばれる彗星本体と、その近傍の様子がわかります。
この夜、大崎市では深夜まで晴天にめぐまれ、望遠鏡では彗星が非常によく見えました。彗星の明るさは5等台。双眼鏡でもしっかりとした姿を確認することができました。
ルーリン彗星は、太陽系外縁部から来たと見られ、太陽を周りを一回転するのに数万年かかるとされています。今年1月11日に太陽に最も近づき、地球には2月24日に約6100万kmまで接近しました。
見ごろは3月初旬まで続きます。
文章 遊佐