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太陽活動領域9393が2度目の回帰。

     【2001年5月17日公開】  


wpe14.jpg (20472 バイト)

wpe18.jpg (8220 バイト)

9393領域の白色光画像。
黒点付近に白斑が見える
 (2001.5.17 11:03撮影)

9393領域のHα画像
活動領域が白く見え、リム付近では明るいプロミネンスが活発。 
(2001.5.17 9:28撮影)

 

  3月末に、過去10年間で最大級の巨大な黒点群となり、4月2日に過去25年間で最大級の太陽フレアを発生させた活動領域9393が、みたび姿を現しました。
 黒点群は、非常に寿命が長く、黒点は、その後太陽の自転で裏面にまわり、4月中旬に再びみえはじめ20日にはさっそくM型フレアを発生させています。なお、この黒点群は、新たに9433と番号が与えられました。

 黒点の寿命は、およそ6日〜2ヶ月間(理科年表)。たいていの黒点は、太陽が一回転する間に成長・衰退・消滅し、再び観測されることはあまりありません。しかし、大型の黒点には、まれに2ヶ月も存続する長寿命のものもあります。同じ黒点が再び見えることを「黒点の回帰」と呼んでいます。

 太陽は、約27日で一回転します。
 領域9393は、3月22日ごろに太陽面の東縁に出現し、3月28日頃太陽面中央付近に周り、4月3日過ぎには西の縁に隠れ見えなくなっていました。
 その後、4月20日に再び出現し、4月下旬また西の縁に沈んだあと、今回5月16日ごろ、みたび東の縁に姿を現したのです。
 
 活動領域9393は、最初の出現時と前回帰時は、活発なフレア活動を見せています。このあと、この活動領域は、どんなフレア等の活動を見せるのか、衰退するのか、逆に発達をするのか、またこの付近の黒点がいつまで見え続けるのか、大いに興味が持たれます。

関連 天文情報・2001.4.20 巨大黒点9393が回帰。さっそくフレア
   天文情報2001.4.3 X20、最大級の太陽フレア

 

 

前回帰時の9393(4/20)
wpe12.jpg (3627 バイト)

 上の白黒画像は、可視光(通常の光)で撮影。

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