宇宙からのプレゼント・隕石(いんせき) (1999年9月)

地球には一日に数十億個の流星をふくむ、総量25dにおよぶ宇宙からの飛来物が降り注いでいると推定されています。通常の流星は、地球のぶあつい大気で燃え尽き、地上に落下することはありません。しかし、平均すると毎日2〜3個の大きな固まりが「隕石」となって、地上に落下しているとされています。
 隕石は、太陽系誕生当時の情報を私たちに教えてくれる「宇宙からのプレゼント」。その種類は、成分となる石と鉄の混ざり具合によって、石の成分の多い順に、「石質隕石」「石鉄隕石」「隕鉄」の3つに分けられます。
 パレットおおさきの体験展示室には、1836年アフリカのナミビア共和国で発見されたギベオン隕石が展示されています。体験展示室の名前の通り、隕石を実際にさわったり持ち上げたりできますので、是非ご自身の手でそのはだ触りと重さを体験してください。ちなみに、この隕鉄の重さは12sあります。